「クーポンを配っているのにリピートが増えない」という声をよく聞きます。
クーポンは使い方を間違えると、客単価を下げるだけで終わります。でも正しく使えば、来店のきっかけを作る強力な仕組みになります。
クーポンが効かない理由と、正しい使い方を整理します。
クーポンが機能しない2つの理由
理由1:タイミングが遅い
来店から3ヶ月後にクーポンを送っても、お客様はすでに別のサロンに行っている可能性が高い。
クーポンは「次の来店を決めてもらう背中を押す」ためのものです。来店サイクルが切れる前、つまり来店から1.5〜2ヶ月後に届けるのが効果的です。
理由2:全員に同じものを配っている
カットのお客様にトリートメントクーポンを送っても、反応は薄い。パーマをよくするお客様に、カラークーポンを送っても同じです。
クーポンは「その人が次に試したいメニュー」に合わせることで、はじめて効きます。
効果的なクーポンの設計
タイミング:来店後に自動配信
来店から1.5〜2ヶ月後に、自動でクーポンが届くよう設定します。再来店を促すメッセージと一緒に送ると自然に受け取ってもらえます。
内容:次のメニューアップを狙う
「カット+カラーのセットで○○円引き」「今回初めてのトリートメントを○○円でお試し」など、単価アップにつながるクーポンが理想です。値引きのためだけのクーポンは、客単価を下げる原因になります。
期限:短すぎず、長すぎず
期限が長すぎると「あとでいいか」と先延ばしにされます。短すぎると使えないまま終わります。
2〜3週間が目安です。「今月中にご来店の方へ」という設定がシンプルでわかりやすいです。
誕生月クーポンは特別扱い
誕生日月のお客様に送るクーポンは、他のクーポンより反応率が高いです。「自分だけのために用意してくれた」という特別感があるからです。
プロラインでお客様の誕生月を登録しておくと、誕生月に自動でクーポン付きメッセージが届くよう設定できます。
まとめ
クーポンは、タイミングと内容を合わせることで初めて効果が出ます。来店後1.5〜2ヶ月のタイミング、次に試してほしいメニューに合わせた内容、2〜3週間の期限。この3つを整えるだけで、反応が変わります。
タイミング管理と自動配信はプロラインで設定できます。一度作れば、あとは自動で動き続けます。
クーポン内容を変えてからの反応
以前は「500円引き」のような単純な割引クーポンを配っていましたが、反応は今ひとつでした。「トリートメント無料お試し」に変えてからは、来店率がはっきり上がりました。
値引きは「安くなる」という一過性の魅力しかありませんが、新しい体験の提案は「試してみたい」という来店動機そのものになります。クーポンの中身は、値引き額よりも体験の魅力で考えたほうが効果が出ます。
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クーポンを使う人・使わない人の違い
同じクーポンを配っても、使う人と使わない人が出てきます。私が見ていて感じるのは、普段から店販や新しいメニューに興味を示すお客様ほどクーポンを活用してくれる傾向があるということです。逆に価格に敏感なお客様ばかりに刺さるクーポンにしてしまうと、客単価を下げる結果になりかねません。
属性別配信ができるツールなら、単価を下げたくない層には「新メニューのお試し案内」、価格を重視する層には「次回来店特典」など、内容を出し分けることも可能です。
期限切れクーポンへの対応
期限内に使われなかったクーポンをそのまま失効させるのではなく、期限直前にリマインドを1通送るだけで消化率が上がります。「あと3日でクーポンの有効期限です」という一言が、後回しにしていたお客様の背中を押すきっかけになります。
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